UnsplashMattia Falorettiが撮影した写真

焼香の作法は専ら曹洞宗の森田(R)です。

通夜式、告別式で触れる仏教より、もっと根源的な教えや道理としての仏教を知りたいと思ったら、頭から煙が出そうです。

今回、ビビッときた言葉というより、後からグワーンと響いてくるワードです。

過去・現在・未来にわたって恒常であり、それ自身として、他のものに依存することなく自立的に存在する本体とは人間の思惟の世界における概念としてしか存在しない。

ことばを離れれば本体の空なる世界が見える。すべてのものが空であればいかなる区別もないから、不二である。

すべてのものは生じもしないし滅しもしないと容認すること。

涅槃、解脱、さとりは煩悩、輪廻、迷いのなかにあるのではないが、それらのないところにあるのでもない。
煩悩、輪廻、迷いは空であることによって涅槃、解脱、さとりと分けられず、不二であるのである。

上記全て「ことばや認識から離脱せよ! 仏教がみちびく真の世界とは!? 仏教における最重要概念「空」に迫る」より

今年は若い人とのお別れが多いです。若井さん安らかに。

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