浦島太郎

何年か前に会社のビジネスフォンは取っ払ってしまいました。

社員毎、内線番号を持っているので、知っていれば直接お話をしていただけます。
知らなくても、受けた者が転送しますので、誰も社内にいる必要がありません。
昔よく聞いたBYOD(Bring Your Own Device)ってやつです。

おかしな病が流行って、世間的には在宅勤務やリモートワークが一般的になりました。導入することなく乗り切った弊社ですが、今頃になって仮想オフィスのサービスに申し込みました。
遠隔でも問題なく、仕事が捗ります。
バーチャルオフィスで呼びかける>ハドルMTGする>電話する>チャットする>メールする
の順で、スピード感が得られないとストレスになります。

AIのお力を借りて、日本語がもう一つな方とも逐次翻訳でコミュニケーションを図ることが可能になりました。
日本語に自信がなくても、スマホだけ持ってご来社ください。
QRコードを読み込み、あなたの言語を画面上で選択していただければ、こちらからの質問は全て母語で表示されます。
ご回答もあなたの国にいると思って、慣れ親しんだ言葉をご発声ください。
絶対に理解できないカンナダ語も私どもの画面には日本語テキストが表示されていますので、ご安心ください。

というように、少し前では考えられなかった世界に生きています。
さて、10年後は何を強要されているでしょうか?
じじぃになってもその世界の住人として、胸を張って息をしていたいものです。

画像はUnsplashLukasが撮影した写真

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